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頼られることが重たく感じるとき
そう声をかけられると、断れないまま引き受けてしまう。
最初はたいしたことではないと思っても、気づけば何人もの人から頼られている。
気を遣うし、応えたい気持ちもあるけれど、胸の奥では小さな重たさが積もっていく。
仕事でも家庭でも、頼られることは悪いことではありません。
むしろ信頼されている証のはず。
でも、どうしてか、心のどこかで「もうやめてほしい」とつぶやく自分がいます。
そんなときに、罪悪感や自己嫌悪が顔を出します。
「冷たい人間みたいに思われるかもしれない」
「これくらいできない自分はダメだ」
頼られることが喜びではなく、苦しさに変わる瞬間があります。