グラフトーンは、人が自然に成長できる関係と環境をつくることをテーマに、日々実践と考察を重ねています。
私たちが大切にしているのは、人が人を直接変えようとするのではなく、どの様な構造であっても関係性の土台を整えることで調整できるという点です。なぜなら土台が整えば、そこから自然な成長が生まれる環境が形づくられていくからです。
この考えの背景には、研究所独自の「境界のある暮らし」という思想があります。境界を持つことは、相手を拒むことではありません。むしろ、自分の生活や営みを大切にするからこそ、相手を尊重できる。その結果、干渉や摩耗に頼らない関係のあり方が実現していくのです。
違和感から世界をつくる
日常の中でふと立ち止まる違和感。
その感覚を見過ごさずに向き合うことで、まだ言葉にならない思いや小さな感覚のズレが問いとして浮かび上がってきます。そうした見えない感覚をテーマに連載を続けています。
答えを示すのではなく 、日常の中で自分自身の関係や在り方を見直すきっかけとなるようなコラムを「note」にて発信しています。